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Webデザイナーが一番気をつけることは「健康」!

デザイン業界は会社によっては終電や始発を使い仕事をするところも多いです。私も繁忙期の頃はデスクで夜食を食べながら作業をしていた経験があります。

もちろん仕事を完遂することは大切ですが、それ以上に大切なことは自身の体調管理です。多忙で体調がポシャってしまっては誰も助けてくれませんし、会社が病気を治してくれるわけではありません。

今回はデザイン業と体調管理についてお話ししたいと思います。

なぜデザイン業は体調を崩しやすいといわれるのか

今までデザイナーで体調不良を理由に辞めていった方を何人も知っています。普通の会社員でも日々ストレスは浴びていますが、デザイナーはストレスの度合いが多い傾向があります。

なぜ、デザイナーは体調を崩しやすいのかまとめてみました。

■クライアントの要望や性格で参ってしまう

苦手なクライアントというのは山ほど存在します。私も「もう会いたくない」と思うクライアントに出会ったことで、電車の中でむせび泣いたことがありました。

また「サイトの仕様上これは無理です!」と言っているにも関わらず、注文してくる方などデザインだけでなく人付き合いで疲れてしまうデザイナーも多いです。

心臓に毛が生えている方であれば、少々の苦手なクライアントは難なく対処できますが、ナイーブな人にとっては耐え難いストレスなのではと思います。

■度重なる修正

Webデザインもそうですが、デザイン業全般に言えることとして「修正の数が多い」ということです。上司やクライアントが「ダメ!」と言ったら最悪0から作り直しという事態も発生します。

今までの労力が消えるというショックや先の見えない仕事に嫌気がさすことも多々あります。

そのような事態に備えて予備日を設けてスケジューリングをするのですが、それでも追いつかないこともあるのがデザインという仕事です。

■Webブラウザごとの表現の違い

これはWebデザインにおける永遠のテーマと言っていいでしょう。例えばChromeではInternet Explorerでは表示が崩れると言った現象を防ぐWebデザインを求められます。

最近は各ブラウザ共にだいぶ表示のバグも改善されてきましたが、一昔前は大変骨の折れる作業を強いられました。

ちなみに今の課題はタブレット・スマホ表示とPC表示の問題です。時代によってデバイス別のサイト表示を的確に求められるのはWebデザイナーの試練ですね。

ストレスから身を守り健康を手に入れるコツ

健康を維持してデザイン業に就くというのは、難しそうに見えますが実は簡単です。どのようなストレス対策があるかまとめました。

■スケジュール管理を徹底する

スケジュール管理を徹底して「何の作業が重いのか・先に終わらせればいいのか」を確認し、タスク管理をすることが大切です。

また、スケジュールには余裕を持たせましょう。思わぬアクシデントに対する予備日は3日取っておきたいところです。

そしてスケジュールをチームで共有しましょう。そうすることによって、手伝って欲しいタイミングやタスクの遅延が周囲も確認できます。

■仕事を安請け合いしない

やってしまいがちなのが「はい!できます!できます!」という安請け合いです。評価を上げたい気持ちや相手に喜んで欲しい気持ちが先行するのは分かりますが、請け負いすぎて何も納品できなかったなんて事態は避けるべきです。

自分のキャパシティと相談して仕事をしましょうね。

■基本的に土日は休む

オンとオフをしっかり分けないと疲れも全く取れません。夜は必ず家に帰り、会社に泊まることは究極最後のカードとして取っておきましょう。

休日は一日中寝るのもいいですが、少し体を動かしたり趣味に興じたり、自分の好きなことでストレスを発散させましょう。

仕事のことを忘れる時間を作るのはとても大切です。

■カウンセリングを受ける

私はストレスのはけ口として心療内科でカウンセリングを受ける習慣を持っていました。仕事の話や私生活のことなど何でも話していました。

「カウンセリングなんて大げさな!」と思われるかもしれませんが、欧米諸国では心療内科はホームドクターとされ気軽に利用されています。

もし悩みや辛いことが自分の中で解消されない場合は、カウンセラーの手助けを受けてみてはいかがでしょうか?

デザイン業って大変そう……

ここまで読み進めて、「デザイン業ってブラックなのかな?」とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。そのような会社があるのは事実です。

しかしプロジェクトが無事に完了した時やお客様に喜んでもらった時、作ったサイトがWeb上で確認できた時は、この上ない喜びを感じられます。

また忙しい職業ですが当然閑散期も存在します。そのような時は穏やかな時間が流れたりと自由度が高い職です。ですので、オンとオフの切り替え上手な人にとっては、デザイナーに向いていると言えますね!

忙しさを面接時に確認しておく

面接時には以下の質問をすると職場とのミスマッチも減るでしょう。

・残業の度合いと残業代の支給

・休日の取得率

・繁忙期の職場の様子

・仕事を受けているクライアント数

・チームの人数

これらを知った上で総合的に判断することで、異常な忙しさかどうかを知ることができます。よく「面接の段階で残業や休日のことを聞くのはタブーなのではないか?」と思われる方もいらっしゃいます。

しかし会社との方針の齟齬が生じた時、一番苦しいのはあなた自身です。

気になることは遠慮せずにどんどん聞くといいですよ!

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