Webデザイナーへの転職時、面接で絶対にチェックすべき項目
Webデザイナーへ転職するにおいて、チェックしたほうがいい、また採用担当者に聞いておいたほうがいい点がいくつかあります。これらの点をきちんと聞いておかないと「こんなはずじゃなかったのに……」というミスマッチに繋がってしまいます。
長く職場で実力を発揮できるように面接の段階で会社の雰囲気や業務内容を把握しておきましょう。
意外とWebデザイン職の求人は多い
近年Webデザイナーの求人は地方でもポツポツと見られるようになってきました。デザイン会社へ目を向けるのもいいですが、一般企業の広報部などでもWebデザインのスキルは発揮できます。
広い視点で求人を探すように心がけると、いい職場に巡り会える可能性も高くなります。
企業とのミスマッチを防ぐための面接術
ここでは企業の採用担当者との面接で「これだけは聞いておいたほうがいい!」というポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
■仕事内容・仕事のボリューム
まずは仕事内容を聞いておきましょう。蓋を開けてみればデザイン業務以外の雑務が入ってくるという場合もありますし、ウェブだけでなく紙媒体もデザインしなければいけない職場は多いです。
また仕事のボリュームも把握しておくべきです。あまりにも仕事量が多く分担がきちんとできていないのであれば、人がすぐ辞めるなど何か問題が隠れている可能性があるかもしれません。
■残業はどれくらいか・残業代は出るのか
残業の有無も要チェクです。小さい会社なら残業代が出ないというところもいまだに存在します。また「残業は推奨していません」と言われて、入社してみたはいいものの結局サービス残業をする羽目になったという話はよく聞きます。
自分の体を壊さないようにするためにも単刀直入に聞く勇気も大切です。
■年間休日数
土日祝休みの完全週休二日制なのか、週休二日制なのか、土曜日出勤なのかきちんと聞きましょう。自分のライフスタイルを守りたいなら尚更です。
私の経験上ですが、完全週休二日制の会社に出会ったことがないです。隔週土曜休みの会社がほとんどでした。
この項目も譲れないならきちんと採用担当に伝えるべきです。
■どのようなジャンルのWebデザインをするのか
Webデザインといっても様々な仕事内容があります。個人商店なのか中小企業なのか大企業なのか、自分のイメージしているWebデザイナー像と照らし合わしてみてください。
どんなサイトでもそれぞれ制作する楽しさや大変さはありますので、チャレンジ精神を持って取り組むことも大切だと思います。
■チームは何人か
同僚や先輩の人数は何人でどのような構成で仕事に取り組むのかはっきり回答をもらったほうがいいです。なぜなら「はい!これデザインして!」とデザインからコーディングまで丸っと案件を振られることもあるからです。それはそれで勉強になるのですが、新人にとっては辛いと思います。
また新人教育の有無も確認したほうがいいですね。
■昇進を見込める職場か
Webデザイナーになったはいいものの、ずっと平社員では努力のしがいがなくなってきます。Webデザイナーからディレクターになり、デザイン室室長になるといったサクセスストーリーが用意されているのか聞いてみましょう。
給与の面でも頑張りに応じての額面になるのか確認すべきです。
職場見学の際こんなオフィスに注意!
面接時に可能なら職場を見せてもらいましょう。実際に職場を見せてくれる会社も多いです。ここで何に注目すべきかをご紹介します。
■スタッフの覇気がない
働いているスタッフの疲労感がジンワリ感じる。挨拶がない、または声が小さい。デザイン室がこのような空気なら、労働環境を疑うほかありません。
またスタッフに「失礼ですけど、どのような仕事を日々なさっているのですか?」と聞いてみるのもいいですね。
■オフィスが汚い
オフィスが汚いということは手いっぱいで掃除をする余裕がないということに繋がります。汚れ的な汚さもそうですが、書類や依頼書が整理されていなかったり、デスクの上が乱雑だったりしたら要注意と言えますね。
■栄養ドリンクがデスクの上に転がっている
これは私の体験談です。エナジー系のドリンクの空き缶や栄養ドリンクの瓶が、デスクにいっぱいあるというのは、それだけ過酷な環境と言えるでしょう。
私自身Webデザイナー時代は栄養ドリンクを飲んででも納品しなければいけないこともよくありました。このデスク上の栄養ドリンクの有無というのも一つの指標になります。
ブラック企業回避に転職の口コミサイトを見てみるのも一つの手です
最近は企業の口コミがネットで見られるようになってきました。そのようなサイトに登録して、応募する会社に探りを入れてみるのもブラック企業からの自衛手段と言えます。
ただネットの口コミは過激すぎたり、誇張されている場合があるので頭の片隅に入れる程度の認識でいいと思います。
でも実際入社してやってみないと分からないものです
Aさんにとっては地獄のような職場でもBさんにとっては働きやすかったりと、実際働いてみないと大変さや仕事のやりがいなんて分かりません。
ですので「案じて辞退するよりも、思い切って飛び込んでみる!」といった気持ちでいるほうが後々後悔せずに済みます。
せっかく面接まで来れたのですから狭い考え方ではなく、広い視野でデザインの現場を見てみることが大切だと言えますね。
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