仕事中の効果的な休憩の取り方は?デザインの仕事編
休憩には良い休憩と悪い休憩が存在します。例えば1時間に1回タバコ休憩を挟むというのはあまり良い休憩とは言えません。なぜか気になりますよね。
そこで比較的休憩の取りやすいデザインの現場にスポットを当て、休憩の質や効果的なリフレッシュ法をまとめました。
要は「本当にリフレッシュできるか」というポイントに落ち着きます。休憩時間にじっくり読んでみてください!
デザインの現場での休憩事情
私がデザイン事務所でWebデザイナーをしていた頃は、休憩時間や回数には周囲から全く干渉されませんでした。要は「最終的にいいものを仕上げたらそれでいい」というスタンスなので、その過程はあまり重要視されないです。大なり小なりデザイン事務所での意識としてはそのような雰囲気が強いですね。
ただ、休憩ばっかり行っているにも関わらずレベルの低いものを提出したら、これでもかというくらいすごく怒られます。
雰囲気としては「成果主義」の営業職の外回りみたいな感覚です。
良い休憩とは!
では良い休憩とはどのような休憩かをまとめました!
■集中力の切れ目にとる
人間の脳は集中力の持続力に関しては限界があります。それが45分と90分の壁です。集中力に特化した人、例えば将棋の羽生名人など該当しない方もいらっしゃいますが、一般的に集中力というものには限度があるというのが常識になっています。
集中力が途切れた時に休憩を挟むと、脳のリズムと相まってリフレッシュできますね。
■外の空気を感じられる
春夏秋冬を感じられるような休憩だとリフレッシュ度も高くなります。「今日は暖かいな」や「もうすぐ冬だな〜」など、外に出てみる・少し散歩するという休憩の取り方もオススメします。
ちなみに外に出て休憩か室内で休憩かどっちがいいか悩むところですが、個人的には外に出て休憩を取った時の方が疲れが取れやすいと感じます。
また、デザイン業は長時間モニターを凝視するため目がかなり凝りますし、肩あたりの筋肉も石のようになります。少しストレッチするのもいいですね。
■生産力の向上が期待できる
休憩を挟んでやる気につながれば「いい休憩」と言えます。またデザイン案が浮かばない時や、思うように手が動かない時は意識的に休憩を取るようにすると作業効率も上がります。
ビル街でもオフィスを一歩出るだけでいい気分転換になりますし、寒すぎない&暑すぎない季節の外での休憩は気持ちいいもので
悪い休憩とは!
いい休憩がある一方で、悪い休憩も存在するのを知っていますか?ここではそんな「取るべきでない休憩」をご紹介します。
■1時間に1回の休憩
「休憩はいつ取ってもいいです!」と言われていても30〜60分に一回と頻繁に休憩を取っていては「あの人何しているのかしら…」と思われてしまいかねません。
せめて90分に1回くらいのペースで休憩するのも社会人としてのマナーと言えます。
働き方は自由という風潮が広まり勤務環境も年々変わってきていますが、まだまだ団塊世代がバリバリ働いている職場も多いので、配慮として割り切るのも大切です。
やってしまった!休憩にまつわる私の体験談!
クライアントさんから連絡がある予定を周囲に伝えないで外出した結果、戻った後の電話口で「電話するって言っていただろう!」と怒られた経験があります。
自分が休憩に行く際は「報・連・相」は済ませてからにしましょう。もうこれはデザイナー云々ではなく常識の問題ですが、若かりしデザイナーだった私の苦い体験です。
また、休憩中に何かを食べる習慣はあまりつけない方がいいです。イライラと空腹が重なってガッツリ食べる習慣ができた私は、休憩中に必ず惣菜パンを食べるようになり見事体重も大台に乗りました。
チョコレートをひとかけならまだ大丈夫ですが、カップ麺やカップ焼きそばは避けましょう。
あとコーラなどの清涼飲料水、いわゆるシュワシュワする飲み物は一気に太ります。炭酸が好きな方は気をつけてください。
結論、取るべき休憩の特徴とは……
「自分がスッキリして仕事が捗れば休憩は成功です!」
仕事をしている上でストレスや体調などにより手が進まない時は必ず出てきます。
また、逆立ちしてもアイデアが出てこない時があるのもデザイナーとして逃れられない現象です。そのような時にスクラップ帳を見たり散歩に出かけたりすると、アイデアの神様が降りてくることが多いです。
休憩の時間や内容は常軌を逸していなければ、それぞれ好きなように過ごせばいいですので、自分なりの休憩術を編み出すとデザインの引き出しも開けやすい精神状態になると思います。