
Webデザインの発案におけるアイデア出しの効果的な方法
Webデザイン初心者が困りがちなのが、クライアントの意向に沿いつつどのようなサイトデザインにするかという点です。 配色やコンテンツ作りを始めの段階でしっかりしておくと、後々乱雑なサイトになることを防ぐことができます。 そこで今回はサイトデザインにおける効果的で捗るアイデア出しの方法をご紹介したいと思います。 まずクライアントの要望を確認しましょう どれだけ素敵な作品を納品しようが、クライアントが求めるものとかけ離れていれば意味がありません。 まずはクライアントへのヒアリングをしっかり行いましょう。特に以下のようなポイントを聞いておくとサイト制作も順調に進むと思います。 ・職種は何か ・訪れたユーザーに求める行動は何か ・男性的か女性的か ・企業色が強いかラフなサイトか ・色の希望 ・閲覧するユーザーの特徴 ・クライアントのお気に入りのサイト ・クライアントがよく見る雑誌 ・更新の頻度など ■特にクライアントがお気に入りのサイトは参考になる! クライアントへのヒアリングは砂漠でオアシスを探すようなものです。そこで同業他社などのサイトデザインを見て「

面接で他のデザイナーと差をつけるツールはポートフォリオ!
Webデザイナーとして活躍しようと思った時、まず就職先を探すことになります。しかしデザイン事務所の数は一般企業の数に対して少ないのが現状です。 また昨今クリエイティブ職に就きたいという方も増えているので、就活のゴールはますます狭き門となっています。 そこでライバルとの差をつけるポートフォリオの作り方を伝授したいと思います。 そもそもポートフォリオとは? ポートフォリオとは自分の作品を集めた冊子といったものです。職務経歴書のデザイナー版といったところでしょうか。 では「何をまとめればいいか」とお悩みの方は以下を参考にしてみてください。 ・物体デッサン ・ホームページ制作時の手書きラフ ・ホームページ制作時のPhotoshopデザイン ・その他、自分が得意なこと ・できればサイトを実際に見てもらう ■物体デッサン Webデザインとデッサンは一見関係のないように思えますが、デッサンは自分の性格や洞察力を測るのに一番簡単なツールです。 自分の頭の中の考えをアウトプットする時に、デッサン力がないと思うようにデザインができません。またコーヒーカップ一つをデッ

イメージしていますか?消費者と消費の現場のこと
突然ですが、これはあるぼんやりディレクターくんと敏腕デザイナーさんのやりとりです。 ディレクター「珈琲のキャンペーンバナー製作をお願いしたいんですけど。サイズはこれ、使う画像とテキストはこれ。納期は今週中。目立つようインパクトある感じでお願いしますね!」 デザイナー「わかりました。因みにこれってターゲットは男性?女性?あと、このバナーを見る人ってどこかのページから既に何かの情報を得て遷移して来ている状態?」 ディレクター「えっと…そうですね。ちょっと調べておきます!」 こんな感じで仕事をしているディレクターくんは時々「もっと明確に。これじゃ範囲が広すぎてデザインできないよ!」とデザイナーさんに怒られてしまっています。 「素材も納期もイメージも伝えているのに何が不満なの?範囲って何?」と悩むディレクターくん。いったい何が駄目だったんでしょうか? 全ての広告には「誰かに何かを伝える」という意味・目的があります。ディレクターくんはそれを理解せず表面的な情報だけで製作物を作ろうとしていました。 では具体的には何が必要だったのでしょう? よく耳にする「いつ

Webデザイナーが一番気をつけることは「健康」!
デザイン業界は会社によっては終電や始発を使い仕事をするところも多いです。私も繁忙期の頃はデスクで夜食を食べながら作業をしていた経験があります。 もちろん仕事を完遂することは大切ですが、それ以上に大切なことは自身の体調管理です。多忙で体調がポシャってしまっては誰も助けてくれませんし、会社が病気を治してくれるわけではありません。 今回はデザイン業と体調管理についてお話ししたいと思います。 なぜデザイン業は体調を崩しやすいといわれるのか 今までデザイナーで体調不良を理由に辞めていった方を何人も知っています。普通の会社員でも日々ストレスは浴びていますが、デザイナーはストレスの度合いが多い傾向があります。 なぜ、デザイナーは体調を崩しやすいのかまとめてみました。 ■クライアントの要望や性格で参ってしまう 苦手なクライアントというのは山ほど存在します。私も「もう会いたくない」と思うクライアントに出会ったことで、電車の中でむせび泣いたことがありました。 また「サイトの仕様上これは無理です!」と言っているにも関わらず、注文してくる方などデザインだけでなく人付き合

Webデザイナーへの転職時、面接で絶対にチェックすべき項目
Webデザイナーへ転職するにおいて、チェックしたほうがいい、また採用担当者に聞いておいたほうがいい点がいくつかあります。これらの点をきちんと聞いておかないと「こんなはずじゃなかったのに……」というミスマッチに繋がってしまいます。 長く職場で実力を発揮できるように面接の段階で会社の雰囲気や業務内容を把握しておきましょう。 意外とWebデザイン職の求人は多い 近年Webデザイナーの求人は地方でもポツポツと見られるようになってきました。デザイン会社へ目を向けるのもいいですが、一般企業の広報部などでもWebデザインのスキルは発揮できます。 広い視点で求人を探すように心がけると、いい職場に巡り会える可能性も高くなります。 企業とのミスマッチを防ぐための面接術 ここでは企業の採用担当者との面接で「これだけは聞いておいたほうがいい!」というポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。 ■仕事内容・仕事のボリューム まずは仕事内容を聞いておきましょう。蓋を開けてみればデザイン業務以外の雑務が入ってくるという場合もありますし、ウェブだけでなく紙媒体もデザイ

ゲーム業界からWeb業界への転職成功を目指すには
ゲーム業界からWeb業界への転職を考えている人は少なくありません。もちろん、作り上げるソフトはジャンルが大きく異なりますが、まったく別のジャンルに挑戦することを考えれば、転職はしやすいといえるでしょう。そこで、ゲーム業界からWeb業界への転職成功を目指すにはどうしたらいいか紹介していきます。 同じ職種で転職を考えておく たとえばプログラマーですと、プログラム言語に精通していれば、業種は違っても、職種は同じといえます。多少の取っつきにくさがあるかもしれませんが、デスクワークということやパソコンでプログラムを作ることは同じです。 デスクワークをしていた人が、いきなり営業職へ転職したり、工場勤務になるにはハードルが高いものです。職種を広げ過ぎず、自身のキャリアの範囲内で転職を考えるようにします。 将来の不安からゲーム業界を出ていく そもそもソーシャルゲームは需要が伸びている業界です。忙しくてやりがいの出る仕事ですが、そこを出ていくには将来への不安があるからといえます。 ゲーム業界の現場から転職を考えている人は、「自分が考えているソフト制作ができない」、

Webデザイン初心者が心得るべき5つのポイント
「これからWebデザイナーとして働きたい」という方へ、押さえておいてほしいポイントがあります。 一見、ホームページを好きなようにデザインして提案して…となんだかとてもラクそうな職業に思えますが、デザイン業というのは結構地道な作業だったりします。 このコラムでは、元Webデザイナーの私がWebデザインを職業にする上で大切な5つの項目を挙げてみました。 脅しでは決してなくアドバイスですので、ゆっくり見てみてくださいね。 ポイント1:師を見つける デザインの技術というのは誰かに指摘されたり教えてもらったりしないとなかなか向上しません。自分のデザインした作品はどのように評価されるのかを、客観的に見る必要があるのです。 30歳過ぎてから専門学校に行きなさい!とは言いませんが、今はオンラインでもデザインの講座を行っているサービスもありますし、小規模なデザイン教室を開いているシニアデザイナーの方もいらっしゃいます。 まずは自己満足で終わらせないように、自分よりデザインセンスのある師のもと指導してもらうとデザイン力も上がっていきます。 ポイント2:日々デザインを

合う人材は「浮気性の人」!?
こんにちは。株式会社ラライフです。 お待たせしました!「この仕事、何するの?」第二弾! シリーズ第二弾の今回も、株式会社コプロにお邪魔をしました。前回はゲームエンジニアでしたが、今回はゲームデザイナー Mさんがインタビューに答えてくれました。 今回もインタビュアーはツマミ具依(つまみぐい)さん。 ツマミさん、年末は寿町に行き労働問題に体当たりしていました。 インタビューでも、相変わらず聞きにくいことをグイグイ聞いてくれています、、、! では、始めます! ゲームのイメージも作るゲームデザイナーのお仕事。 ゲームデザイナーって、どんなことをしているの? ーー2人目のインタビューになります。デザイナーのMさん。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 ーーいきなりですが、クイズを出したいと思います! え!? ――1人目のKさんは、コプロさんの良いところを何と言っていたでしょうか!? えーー!!なんだろう!? ――同じ会社なんでね、Mさんが思っていることを素直に言えば当たるかもしれません! えっと……立地がいい! ――お!超シンプル!(笑) やっぱ

新米デザイナーのサブPCはMac?Windows?一長一短まとめ
デザインの仕事や会社の業務を自宅に持ち込む方も、中にはいらっしゃると思います。「早く一人前になりたいから!」という熱意溢れる新人Webデザイナーや、「副業で自宅でWebデザインをしたい!」という方も多いです。 そこで今回は新人デザイナーのサブPCはMacかWindowsどちらにするかというポイントをまとめてみました。 PC選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。 まず大切なこと 「職場で使うPCに合わせた方が勝手がいい」 職場でMacを使っているなら自分のパソコンもMacにした方が、ファイルが開けなかったりフォントが見つからなかったりという不具合も心配しなくていいようになります。 またMacは色の表現がWindowsよりも優れているので、私も10年ほどMacを使っています。 PC選びは作業内容によって変わってくる ■ネットだけできればいいという場合 ネットだけできればいいし価格は抑えたいという場合、WindowsPCが向いているでしょう。DELLやhp・mouseなどの価格が比較的安いPCもあるので、作業抜きでPCの使用を考えている方にオ